第1136話 太陽を待つ国
扉絵 鬼の子ヤマトの金稲荷代参Vol.22
兎丼の奥地に、百獣海賊団残党のアジトを発見!
アジトの見た目はフーズ・フーの獣型で、一連の誘拐事件の黒幕はフーズ・フーなのでしょうか?
本編では、太陽の神ニカについて語られるシーンがあります。フーズ・フーは、ニカについて初めて話したキャラクターでもあるため、本編とのリンクがうかがえます!
【引用:ワンピース101巻 尾田栄一郎】
外の世界を知らない巨人族達
まず本編は、宴会の続きから始まります。
そこで、ジンベイを見て、珍しがる巨人がいるように、魚人や人魚を見たことがない巨人もいるようで、エルバフの全員が海賊というわけではない様子。
このシーンでは、ウソップがオーズを倒したのは自分だとウソをついていました。
巨人の3倍はある敵にトドメをさすというウソが、本当になる未来がくるのかも!
ドMなロード
次に、麦わらの一味に迷惑をかけたロードが謝罪に登場しました。
ゾロの気迫に圧倒されて、ビビりまくりでした。
そんな中でも、ゲルズの辛辣な言葉に、内心喜ぶロードʅ(◞‿◟)ʃ
ここまでドMなキャラは、今までワンピースに登場してこなかったため、新鮮ですね〜
太陽の神
そんなロードも他の巨人族も憧れる、エルバフ伝わる伝説の太陽の神!
ヤルル様の話では、エルバフには、太古から伝わるハーレイという神典があるようで、古い言葉のため解釈が異なるみたい。
単純に昔の言葉を訳せても、意味が現代と違ったり、複数の意味があったりするのか、ポーネグリフを訳す場合とはまた違うものなのかな?
ロビンでも意味を正確に把握することは難しいかも!
太陽の神は、支配者や解放の神、破壊の神、笑いの神など、本当に解釈は様々です。
【引用:ワンピース101巻 103巻 1136話 尾田栄一郎】
この解釈が今の四皇に当てはまるような気もします。黒ひげは支配、ルフィは解放、シャンクが破壊(神避の破壊力?)、バギーが笑いみたいな感じで😆
二度壊れた世界
神典ハーレイによると、ワンピースの世界は、すでに二度壊れているとのこと。
一つは、800年前の巨大な王国が滅びたことだとして、もう一つはいったいなんでしょうか?
候補としては、かつて赤い土の大陸に神の国の住人として暮らしていた、ルナーリア族が滅びたことですかね。アルベルをみてもあれだけ強いルナーリア族が滅びるとは想像できませんが、破壊の神ニカが原因なのかもしれません!
【引用:ワンピース102巻 尾田栄一郎】
時系列を考えると、一度目が、ルナーリア族の滅亡で、二度目が、800年前の巨大な王国の滅亡ですかね。巨大な王国が栄えるよりも昔ということは、ルナーリア族が神だったのは数千年前?
ルナーリア族の生き残りであるアルベルが、太古の昔の恐竜の力を持っていることも繋がりがあるかも!
ロキっていい奴?
ヤルル様からのニカの話が終わった後、ルフィが巨人たちにロキはいい奴なのか確認しました。
当然、ハイルディンを含めた巨人たちは、そんなわけがないと怒りながら否定💢しかし、ヤルル様はそうとは思っていないないような感じ。
ルフィの印象として、ロキがいい奴であるなら、ロキはいい奴という見方で今後考えてもいいかもしれません。ルフィの直感は信じましょう!
【引用:ワンピース1巻 5巻 尾田栄一郎】
ロキは、小さい頃から純粋に豪快なエルバフの戦士を貫いていただけで、例えば、凶暴な動物を村に解き放ったのは、ただ遊んでいただけとか、動物達にビビる大人達が情けなかったとか。
反対に、ロキの父であるハラルド王は偉大な良い王様として、巨人族に慕われています。
世界とエルバフを繋ごうとしたハラルド王。ビッグマムの過去編で登場した、マザー・カルメルも、エルバフが世界と繋がることを目指していました。同じ目的を持っていたカルメルっていい人でした?
ヤルル様の頭に刺さっている剣もハラルド王が持っている剣にそっくりな気がする!
【引用:ワンピース1136話 尾田栄一郎】
シャンクスとロキ
そんなロキは海でも大暴れしていたようですが、シャンクスが6年前にロキをとめたとのこと。6年前といえば、シャンクスが四皇と呼ばれるようになった時期です。
ロキが懸賞金26億ベリーで四皇クラスの金額ということを考えると、シャンクスの前にロキが四皇の地位にいたのかもしれません。
シャンクスの話題が出ると、テンションが上がるルフィは無邪気な感じでいいですね。
下僕ロード
シャンクスの話題で、そわそわしているルフィに気がついたゾロに連れられて、場面は村の外れにうつります。
シャンクのことになると周りのことが見えなくなるルフィを、ゾロが制します。ゾロは自分の目で見てロキという人物を判断するとのことで、なんともゾロらしい感じ!
そのロードの鎖の鍵を回収するためか、ナミと下僕ロードも一緒に城へ向かいます。
ここでもロードは、ナミに辛辣な言葉を浴びせられて喜んでいますʅ(◞‿◟)ʃ
【引用:ワンピース1136話 尾田栄一郎】
エルバフで最初に遭遇し、ルフィと行動をともにしていることから、エルバフ編のカギをこのドMが握っているのかもしれません!
神の騎士団、軍子!
ルフィたちが城に向かったため、侵入者たちと遭遇してしまうのかと思いましたが、すでに侵入者たちは目的のロキのもとへたどり着いていました。
今回の話でようやく、この侵入者たちが神の騎士団であることが確定です。ロキを探していた目的は、ロキを神の騎士団へ勧誘することでした。天竜人でなくても神の騎士団になれるんですね!
ロキはその要求を、天竜人をゴミクズ呼ばわりしながら、豪快に拒否します。
エルバフには、世界政府の諜報部員たちが派遣されていたみたいですが、巨大なカラスに邪魔されていた様子。犯人は、ロードのペットのムギンでしょう。
【引用:ワンピース1128話 尾田栄一郎】
ということは、諜報部員たちはルフィと同じく、ロードの箱庭に囚われていたということになります。ルフィたちの箱庭脱出と同時に諜報部員たちもエルバフに解き放たれていると思われるため、神の騎士団到着は、こいつらの仕業なのかも!
そして、神の騎士団のシャンクスそっくりではない方の名前が明らかになりました。その名前が「軍子」です!見た目について、上は袖の長い服を着ており、袖が長いリボンのようにクルクルと伸びています。下はレオタードのような感じで、足は出ておりとても寒そうです。

天竜人のように、名前に宮や聖がつかない上に、漢字の名前と珍しいキャラですね。元々天竜人ではないが、ロキのように勧誘されて神の騎士団になったのでしょうか?それとも、名前の通り、軍に生み出された存在、人造人間なのでしょうか?
軍子の攻撃方法は、袖から伸びた先が矢印になっているリボンのようなものを操っているようです。ロキの友達の狼の首にリボンを巻きつけ、上向の矢印の方向に引っ張り上げることで、空中で首を吊って攻撃しています。
まだまだわからないことが多い能力です。単純に布を操る能力とか、力の向きを操る能力とか、候補はたくさん!リボンの攻撃から、アンパンマンのロールパンナを連想する声があがっているみたいですが、尾田先生アンパンマン好きみたいですからね〜
【引用:アンパンマンポータルサイト なかまのしょうかい https://www.anpanman.jp/about/friends/v5ab759uzf5np2lb.html】
エルバフらしいロキ!
友達を人質とられたロキでしたが、豪快さは変わらず、戦士として死ぬ覚悟を持てと狼に叫びます。最後は、人質をとられながらも世界を滅ぼす宣言を堂々と決めて1136話終了です。
エルバフの新世代の子供たちは、野蛮なことが嫌いな様子でしたが、ロキは想像していた以上にエルバフの戦士らしさ全開です。
本当にロキのかっこよさが止まりませんね。これでいい奴だった日には、大人気キャラになること間違いなし!
もしかしたら、ルフィが気に入って麦わら一味加入もありえるかも(サニー号に乗れないから難しいかな〜、能力で小さくなれるなんてことないかな〜)
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