第1153話 ロキ誕生
扉絵 鬼の子ヤマトの金稲荷代参Vol.37
今回も、扉絵連載は平和に進行中!ヤマトは、鈴後大名となった菊之丞に会いにきたみたい。
親分お蝶も一緒にいますが、普段からお菊と仕事をしているのか、何か事件があって相談に来ていたのか。そろそろ事件を期待してしまいます!
お菊と因縁のある相手といえば?カン十郎の悪夢再びとか?
【引用:ワンピース98巻 尾田栄一郎】
イーダとの出会い
本編は、ハラルドの過去編です。ハラルドは、ドリー、ブロギーと共に激しい幼少期を過ごし、そのままの性格で大きくなってしまったみたい。
そんなハラルドが海を航海中に出会ったのが、人間族に見世物にされている様子の巨人族の女性イーダでした。それを目撃し、巨人族をバカにしやがってとハラルドは怒りながら、当然相手の話を聞くこともなく、大暴れしてイーダを強奪してしまいます。
助けたつもりのハラルドは、イーダに感謝されると思っているような感じでしたが、イーダがくれたのは強烈なビンタでした👋
イーダは漂流していたところを助けてくれた人間族への恩返しとして、凶暴な巨人族の演技をして人を集めていたとのこと。そんな人たちのことをチビ人形とバカにするハラルドに怒り心頭のイーダ。
シバくわよといいつつもうしばいているナミさんみたいな性格のイーダ。そんなイーダから、たまたま大きい体で生まれただけで偉いのかと言われたらハラルドは、かなりの衝撃を受けていました。
【引用:ワンピース34巻 尾田栄一郎】
そこから、ハラルドの考え方がガラッと一変します。人間族が生み出した建築技法や調味料、頑丈な布から、巨人族にはない人間族の器用さを学びます。相手と同じ目線で見ることの大切さを知ったわけですね。
これで、世界とつながることを目指した王の誕生です!他国から、新しい文化を教えていただき、世界に学ぶことを目指す光輝の王。イーダとの出会いが全てをいい方向に変えていきました
ハイルディンの誕生
そこから時がたち、イーダとハラルドの間に子供が生まれます。ハイルディン誕生です!
王族のご意見番のような人たちが王族は純血しか認められないと騒ぐため、イーダとの結婚は認められませんでした。しかし、村中からは心からの祝福が!
このハイルディンの幸せな感じと後のロキの誕生との差が激しい😭
エストリッダとの出会い
血統を大事にするご意見番たちにハラルドの結婚相手として選ばれたであろう女性が、エストリッダでした。古代の血をひく女とのことで、身長は普通の巨人よりも高く、見た目は美しい女性です。ブラックマリアに雰囲気は似てるかも
【引用:ワンピース97巻 尾田栄一郎】
エストリッダは、地風術という風水のようなものを学んでいるからと、東の女と子(イーダとハイルディン)のことは忘れろ、東へ気が逃げている、鏡の配置が不吉、運気を上げるため自分の部屋に宝石や黄金を運べなどなど、最初から印象が良くないです😕
そんなエストリッダをおいてハラルドは世界中の国を巡ります。どうやらワノ国にもエルバフの進んだ航海術を伝えていた様子。それが違法出国者を生んだのかも??その他、ネプチューンの誕生も目撃しており、魚人島にも立ち寄っていたみたい
ロキ誕生
そして、ハラルド遠征中にエストリッダとの子が生まれます。生まれた瞬間のエストリッダの顔には嬉しさがみてとれます。
しかし、エストリッダは、生まれたロキの顔を見た瞬間その顔に恐怖します!ロキの目は悪魔のような瞳でした。
たしかにロキを見て恐いという印象は持ちましたが、私の子じゃない、呪われている、怪物だと騒ぐばかりで、ロキの手を握ってあげることはありませんでした。そして、母エストリッダは子など生まれなかったと、生まれたばかりのロキを冥界へ投げ捨ててしまいました。
そのまま、宝石を鞄に詰めてエストリッダは里に逃走しようとします。そこへ、衝撃の知らせが届きます。なんと赤ん坊のロキが冥界の動物を退け、宝樹の幹を必死に登って帰ってきたとのこと!母を求めて泣きながら血まみれで登るロキの姿が忘れられません!
一方、イーダはハイルディンの弟にあたるロキの誕生を祝福しています。このイーダにロキが救われる未来を想像したいとこですが、ロキが荒れてしまうのも仕方がない過去がこの先描かれていくでしょう。
コメント